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タクシーを敬遠したくなる本当の理由

タクシーは公共の交通機関でありながら、


贅沢な乗り物として、


誰もが、なるべくなら遠慮したいと思っている交通手段ですね。


それはなぜでしょうか?


よく考えてみてくださいね。


タクシーは、あなたの「個人的な都合」に合わせてくれて、


今すぐこの場所から、


目的地のドアの前まで、


寄り道せず、


一直線にあなたを運んでくれる、


究極にあなたに優しい乗り物です。


階段を上り下りする手間もなければ、


他人に気を使う必要もありません。


何なら、目的地まで寝ててもいいのです。


大丈夫、乗り過ごすこともありませんよ。

必ず運転手さんが優しく起こしてくれます。


そこまであなたにめちゃくちゃ優しく、その上最高に便利なのに、


料金は数百円からだいたい数千円程度です。


もしタクシーがなければ、

どうしますか?


あなたをいつでも、今すぐにクルマで迎えに来てくれて、


文句も言わず、目的地まで運んでくれる


家でくつろいでいても、あなたの電話ですぐに飛び出す、


あるいはあなたの行く先々に、付いて回る。


そんなアッシー君、あなたにいますか?


もしそれを、あなたが引き受ける立場なら、


いくら請求したくなりますか?


どんなに近距離でも、ガソリン代も入れて、


少なくとも万円単位が妥当でしょう。


そう、


タクシーは費用対効果を考えたら、とんでもなく安い乗り物なのです。


しかし、

なぜ贅沢な乗り物として、誰もが認識しているのでしょうか?


それには2つの理由があります。


まず1つ目は、電車やバスの料金と「比較」する対象があるからです。


「人は誰でも数字の比較が、ものすごく得意です」


電車は窮屈だし、途中で何度も停まることとか、


バスは時間通りになかなか来ないし、座れる可能性が低いこととか、


そんな不便さを、全く考えないで、


ただ単に「料金だけ比較」して、タクシーは高いから乗らないといいます。


2つ目は、タクシーメーターの影響があるのです。


タクシーメーターは距離とともに、少しずつ値段が上がっていきます。


この少しずつ値段が上がっていく状況を、


人間の脳はとても苦痛に感じます。


サービスを受けている間に、あなたがよくわからない計算法で、値段がどんどん上がっていく。


あなたの脳は、苦痛でたまったもんじゃありませんね。


この2つが、タクシーを敬遠したくなる、本当の理由です。


つまり、


1.サービスの内容に関係なく、他に比較対象がある。


2.サービスを受けている最中に、値段が上がっていくのを目にする。


これがお客さんから、あなたのサービスが選ばれない原因の一つとなっています。


あなたは、あなたのサービスを時間で区切ったりしていませんか?


例えば、1時間で◯◯円!とか。

料金を時間で表す。


本当ならサービスの価値に値段をつけないといけないのに、


時間に値段をつけてしまっている。


これは最悪です。


人は自分の物差しで、1時間あたりの料金を思い浮かべて、


それをあなたのサービス料金と比較しますよ。

サービス内容に関わらず。


次に、


お客さんはあなたのサービス内容を、


他のよく似たサービスと「値段だけ」で比較していませんか?


例えば、マッサージなら10分あたり千円が普通だよね、とか。


本当困ったものですね。


なので、

本当のあなたのサービスの価値を伝えることが必要。


他人と比較できない、

あなただけのサービス内容を伝えることが必要。


この2つが、


個人ビジネス、スモールビジネスにおいて、


客単価を上げる唯一の方法なのです。


あなたがすぐに取り組むべき努力は、技術の向上ではありません。


あなたのサービスの価値の「伝え方」です。